Kento Morota

詩歌

【詩集】天国と、とてつもない暇/最果タヒ_ひとは、誰かの救いになる必要なんてない【解釈】

詩人・最果タヒの第六詩集『天国と、とてつもない暇』の感想と解釈です。印象的な詩のフレーズの解説や今までの作風との違いについて、独自の意見をまとめました。『天国と、とてつもない暇』の立ち位置がよくわかる記事です。

詩歌

【詩集】愛の縫い目はここ/最果タヒ_本当に優しい人は心にナイフを持っている【解釈】

詩集『愛の縫い目はここ』(最果タヒ)の感想と解釈です。最果タヒの「詩集三部作」の最終部となる『愛の縫い目はここ』は、彼女の優しさに触れられる詩集だと思います。最果タヒを理解する上で必読の作品となっています。

ミステリー

王国/中村文則_運命を照らす月の光をナイフで切り裂く

美しき娼婦・鹿島ユリカの仕事は、社会的要人にハニー・トラップをしかけ、弱みを人工的に作り上げること。彼女は、親友の子供である翔太の難病の治療費を稼ぐために闇の世界に立ち入った。美貌を持つ彼女は、正体不明の組織に属する矢田から請負った仕事を完璧にこなしていた。しかしある日、彼女の運命を大きく左右する男と出会う。彼の名は、木崎。闇の世界を牛耳る木崎と矢田の利害の衝突により、命を狙われるユリカのスリリングな逃亡劇を描いた作品。

詩歌

●【詩集】『死んでしまう系のぼくらに』(最果タヒ)_言葉は想像以上に自由で、不自由な人のためにある【解釈】

【詩集】『死んでしまう系のぼくらに』(最果タヒ)_言葉は想像以上に自由で、不自由な人のためにある【解釈】ー 詩人・最果タヒの第三詩集である『死んでしまう系の僕らに』の感想と解釈をお届けします。最果タヒに興味がある人は必見です。

詩歌

★【詩集】『恋人たちはせーので光る』(最果タヒ)は生を死を愛をうたう【解釈】

詩人・最果タヒの第七詩集『恋人たちはせーので光る』を独自に解釈して、まとめました。ひとつひとつの詩は、とても洗練された言葉で紡がれており、最果タヒの詩集の中でも、読みやすいです。最果タヒの詩に興味がある人は、ぜひご覧ください。

詩歌

★【詩集】『グッドモーニング』(最果タヒ)_10代に紡いだ攻撃性は永久に抉り続け【解釈】

『グッドモーニング』(最果タヒ/新潮文庫nex)の感想文です。グッドモーニングは、第13回 「中原中也賞」を女性最年少(当時21歳)で受賞した作品。非常に解釈が難しい詩集ですが、物語性に注目してまとめました。

日常・青春・恋愛

麦本三歩の好きなもの/住野よる_あなたの歩く先を照らす光になる

大学の図書館で働く天然系女子「麦本三歩」。職場の3人の先輩を「優しい先輩」「怖い先輩」「おかしい先輩」と脳内で呼んでいて、和気藹々と働いている。ぼけーっとしている三歩は、何も考えずに生きているようにみえる。しかし実際には、人並み以上に気持ちに対して繊細だったりする。そんな愛らしく憎めない三歩の、のほほんとした日常を大切に紡いだ作品。

saigonoinochi

純文学

最後の命/中村文則_やや過激な描写から人間の本質に迫る

「お前に会っておきたい」7年振りに会った幼馴染みの冴木(さえき)とは、「ある事件」をきっかけに疎遠になっていた。冴木との再会後、私の部屋で1人の知り合いの女性が殺害されているのが見つかる。取り調べを受けていた私に、警察は「冴木が連続婦女暴行事件の指名手配犯である」という衝撃的な事実を伝える。捜査への協力を断り、自力で冴木を探す私。冴木は本当に犯人なのだろうかーー?人間の「命」をめぐる作品。

純文学

銃/中村文則_所有されているのは自分だと気づいた時にはもう遅い

大学に通う主人公・西川は、雨が降りしきる河原にて男が倒れているのを見つける。男の傍には黒い「銃」。西川は「銃」がはなつ魅力に取り憑かれたように持ち去る。その日から西川の生活は「銃」を中心にまわり始める。「銃」が西川にもたらすのは高揚か恐怖か。無意識の錯綜を緻密に描いた、奇才・中村文則の衝撃のデビュー作。

純文学

土の中の子供/中村文則_過去のトラウマと闘う覚悟はありますか?

主人公の男は、幼い頃に親に捨てられた。里子に出された先に待っていたのは圧倒的暴力。大人になると、タクシードライバーとなり、恋人・白湯子(さゆこ)とともに刹那的に生活をともにする。男の幼少期の記憶には、深い森の中で土に埋められた経験が色濃くトラウマとして残ります。不安定な精神のもと、彼は希望を見つけることができるのかーー。

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