東野圭吾

▲ 『変身』

投稿日:2017年5月4日 更新日:

はじめに

「心を動かすのは、脳か愛か?」

 今回、感想を書く作品は、東野圭吾さんの作品『変身』(講談社、1991)です。

 こちらは、Twitterのフォロワーさんからオススメされた書籍になります。

 ありがとうございます。

 結構古い作品なんですねー、僕の生まれた年と同じと思うと時代を感じますね。

『変身』(1991)

 

あらすじ

 世界初の脳移植を施され一命を取り留めた青年、成瀬純一。

 恋人・葉村恵と平穏な暮らしを取り戻したように思えた彼に異変が訪れます。

 凶暴化する性格、変わりゆく才能。

 過去の自分が失われ、別人に変化する。

 心を動かすのは脳かそれとも愛か。

 人間の根本的価値にせまる意欲作です。

感想

 はじめから終わりまで息をつく暇もなく読みきりました!

 ストーリーが非常に良く出来ていると思います。

 扱うテーマも「脳移植による人格の変化」と、とても興味深いもので、好奇心をそそります。

 「変身」というタイトルは、こういう意味だったんですね。

 納得しました。

 別に朝起きたら毒虫になっているわけではなかったと笑

 
 
 この話の都合上、純一がどのように変化していくかを描写することが、とても重要ですよね。

 その点、彼の凶暴性が徐々に増していく描写は、非常に鬼気迫るものがあり、読んでてハラハラしました。

 また、才能の変化、絵が描けなくなり、音感が良くなっていく。

 それも、彼の人格の変化をはかる指標として有効だったと思います。

 
 
 自分の心が他人の脳に支配されてしまった時、それは生きていると言えるのでしょうか?

 きっと生物学上は、生きていても、意識として、自我がないのであれば、死んでいるとも言えます。

 この辺りは恐らく相当デリケートな部分で、多くの議論がされているでしょう。

 僕の意見は、自我がなくなったら、それはもう死んでいると考えていいのでは?と思います。

 自我は心とほぼイコールで、自分を形成する必須項目であると思うからです。

 このあたり、皆さんはどう思いますか?

 
 
 東野圭吾さんの作品は、友達から借りて何作か読んだことありますが(名前は覚えていない)、ストーリーの緻密さが評価されているんですかね?

 今回のお話も、様々なステークホルダーが存在していて、例えば、裏の世界の人たちも登場し、話を複雑というかより高度にしている感があったので、こうやって、いろんな角度からみて、伏線をはって、ストーリーを作り上げ、それにテーマ性を絡ませる、こういう話が多いんでしょうか?

 ファンのかた教えてくださーい!

まとめ

  • 東野圭吾さんの緻密なストーリーが斬新だった
  • 心を形成しているものは何か?疑問を投げかける作品

あとがき

 今回、感想を書いた作品は東野圭吾さんの『変身』(1991)でした。

 読書好きなわりには東野圭吾さんの作品をあまり読んだことないので、これから読んでいきたいと思います。

 ですが数が多いので…随時オススメ募集中です^^

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