おすすめ作品集

【特集】芥川賞作家・中村文則 おすすめ書籍ランキング!

2020年1月1日

芥川賞作家・中村文則(なかむらふみのり)のおすすめ作品ランキングを紹介します!

彼の著作は、20冊を超えているので、
「どの書籍から読めばいいかわからない⋯」という人も多いと思います。

そのような方に、
中村文則の生い立ちとおすすめ作品ランキング、
5冊に絞ってお届けします。

中村文則の生い立ち

中村文則は、1977年に愛知県東海市に生まれました。

小さい頃から暗い性格で周囲と馴染めず、
不登校になった時期もありました。

しかし、太宰治の『人間失格』を読んだことをきっかけに、
小説に興味を持ち、高校生のころから、
少しずつ文章を書き始めました。

デビュー作は『銃』という作品で、
新潮新人賞を受賞しました。

その後も鬱々とした世界観をモチーフに、
作品を書き続け、数々の文学賞を受賞します。

  • 『掏摸』:大江健三郎賞
  • 『遮光』:野間文芸新人賞
  • 『土の中の子供』:芥川龍之介賞

日本を代表する若手作家といっても、
過言ではありませんね。

中村文則の作品BEST5

ここでは、独断と偏見で、
中村文則の作品BEST5を紹介します。

簡単なあらすじと、
作品の読みどころを書きます。

第五位:『何もかも憂鬱な夜に』

施設で育った刑務官の「僕」は、20歳の死刑囚・山井を担当する。「僕」は学生時代から、自殺した親友・真下と同じく混沌とした自身の内面に苦しむ。大切な恩師のように、希望を与えられる人になりたい。その一方、山井にシンパシーを感じる「僕」。この憂鬱に答えはあるのだろうか?

ココが読みどころ!

  • 生まれ持った憂鬱とどのように付き合えばいいのか?
  • 心を持つ人間の生を奪う死刑制度についてどう考えるべきか?
  • 素晴らしい芸術を味わうことで人は救われるのか?

第四位:『去年の冬、きみと別れ』

「去年の冬、きみと別れ」は、ライターの”僕”が、死刑囚である木原坂雄大(カメラマン)の起こした猟奇殺人事件(女性2名を焼き殺す)を、本にするために、関係者に取材をおこなうという設定で進行します。雄大の姉・朱里、”K2″のメンバー、人形師の男…。その人が気づいていない、その人の真の欲望と、人がその「一線」を越えてしまう「瞬間」と、その「領域」にまつわる物語。

ココが読みどころ!

  • 無残極まる猟奇殺人事件はどのようにして起こったのか?
  • 天才と凡庸をわかつものとは一体なんだろうか?
  • 芸術の美しさを追求すると「死」につながるのか?

第三位:『迷宮』

日置事件(通称:折鶴事件)は、1988年に東京都練馬区の民家で発生しました。日置剛史(45)、妻の由利(39)、そして長男(15)の3名が殺害され、長女(12)だけが生き残ります。殺人現場は、遺体を囲むように312個の折鶴が色鮮やかに配置されていました。弁護士事務所で働く新見は、この殺人事件の唯一の生存者である紗奈江と、偶然知り合い、関係を持ちます。そして、折鶴事件の真相を確かめるため、奔走します。そこで明らかになる真実と新見の抱える心の闇の行方はー?

ココが読みどころ!

  • さりげない狂気から滲み出てくる美しさの正体とは?
  • 折り鶴事件の真相を追いかける主人公の心情とは?
  • 架空の存在「R」は何を象徴しているのか?

第二位:『掏摸』

主人公の男・西村は、東京でスリを生業とする。彼のスリの技術は超一級で、孤独だが不思議な平穏の元、日々を暮らしていた。ところがある日、「木崎」という闇世界の住人と出会ってしまう。木崎に存在を知られたものは皆、掌で踊らされ悲痛な結末が待っている。西村は、自身の「運命」に光を見出すことができるのかーー?

ココが読みどころ!

  • 作中にたびたび登場する「塔」が象徴するものとは?
  • 心を閉じ暗い世界に居座り続ける意志を否定できるか?
  • 他人の運命を管理下におき快感を得ることはフィクションか?

第一位:『遮光』

主人公の男の恋人・美紀は事故で死んだ。しかし、周囲には美紀の死を伝えず、今でも美紀が生きているように嘯く。男は、黒いビニールで覆われた小瓶に異常な執着をみせ、常に持ち歩く。虚言癖の青年の恋愛と狂気が紙一重で、揺れ動く様を描いた傑作。

ココが読みどころ!

  • 主人公が大切にする黒い袋の中の小瓶の正体とは?
  • 行き場のない狂おしい愛を抱えた男の末路とは?
  • 主人公が虚言を吐き、演技を続ける理由とは?

あとがき:中村文則おすすめ作品ランキング

本記事では、中村文則おすすめ作品ランキングを紹介しました。

まだまだ読めてない作品や記事にしていない作品があるので、
随時、更新をしていこうと思います。

中村文則の作品は、気分が落ち込んでいるときに読むと、
不安感がやわらぐ感覚があります。

彼の書籍を読んだことのない人は、
この記事を参考にしてみてくださいね。

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