村田沙耶香

純文学

●【書評】『コンビニ人間』(村田沙耶香)にみる社会の均質性と想像力の欠如

コンビニアルバイト古倉恵子。36歳、未婚、彼氏歴なし。感情を持たない彼女は、マニュアル通りに指示されたことをこなし、まわりと齟齬がないように振る舞う。しかし、就職も結婚もしない彼女を、家族や友人たちは異常だと考えていた。そんな彼女の元に現れるのが、婚活目的でバイトに入った新人・白羽であった。彼は、現代社会や古倉恵子の生き方を稚拙な論理で詰るがーー。

ホラー

▲【書評】『殺人出産』(村田沙耶香)にあなたは賛成ですか?反対ですか?

 今回は村田沙耶香さんの『殺人出産』(講談社、2014年)について感想を書きたいと思います。先日読んだ『しろいろの街の、その骨の体温の』(2012)がとても面白くて、さすが芥川賞とる作家さんの作品は違うなあ、という感じで、それと、タイトルの「殺人出産」という名前からどういうストーリーなんだろうと気になったので、購入しました。

純文学

●【書評】『しろいろの街の、その骨の体温の』(村田沙耶香)_自分を獲得しようともがく

 今回は、村田沙耶香さんの作品である『しろいろの街の、その骨の体温の』(2015 朝日文庫)について感想を書きたい思います。村田沙耶香さんの名前は知っているものの、作品は読んだことがなかったのですが、この作品の評価がすごく高かったことから、読んでみたいと思いました。村田沙耶香さんの作品は(あとで、詳しく書きますが)、すごい力を持った作品ですね。それだけに、テーマをしっかり理解することはなかなかハードルが高そうです。

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