小田菜摘

▲【書評】『君が香り、君が聴こえる』(小田菜摘)_綺麗事だけじゃない恋を描いた物語

 事故で両目の視力を失った蒼(そう)は、ある日、女子大生・友希(ゆうき)と出会う。始めこそ、友希の不躾な態度に狼狽する蒼だったが、屈託のない彼女に心を開いていき、やがて二人は恋に落ちる。 しかし、蒼の角膜移植のドナーが見つかったと同時に、友希の闇を知ることになる。 それは、二人の仲を容赦無く切り裂いていくがーー。

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