柴崎友香

日常・青春・恋愛

■ 【書評】『虹色と幸運』(柴崎友香)_ちゃんとした大人になれてるのかな?

「どうするかなー、今後の人生」イラストレーターの珠子、大学職員のかおり、雑貨店を始めた夏美。30代になった三人の日常(仕事・恋愛・家族)をありのままに描いた作品です。日常の細部が、かけがえなのない瞬間の連続だと気づかされます。

日常・青春・恋愛

▲ 【書評】『青空感傷ツアー』(柴崎友香)_友情と恋心のポップな旅物語

面食いな主人公・芽衣は、絶世の美少女・音生(ねお)の言いなり。二人は思いつきのまま、大阪->トルコ->四国->石垣島へと感傷旅行を敢行します。友情と恋心を切なく描いたキュートでポップな物語です。

日常・青春・恋愛

■【書評】 『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』(柴崎友香)_大切なことは日常に潜んでいる

『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』(柴崎友香/河出文庫) の読書感想文です。せつなくユーモラスな作品です。あらすじと感想・考察(ややネタバレ)を書きます。

純文学

★【書評】『週末カミング』(柴崎友香)_かけがえのない日常の大切さ

『週末カミング』(柴崎友香/角川文庫)の読書感想文です。第143回芥川賞候補作「ハルツームにわたしはいない」収録。非常にクオリティが高い短編集です。あらすじと感想・考察(ややネタバレ)を書きます。

純文学

●春の庭/柴崎友香_「箱 × 中身 = 文脈(コンテクスト)」の世界

『春の庭』 柴崎友香 2017年4月 文春文庫より 第151回芥川賞受賞作. 柴崎さんの著書の中でも難解な部類に入るお話だと思います。 相変わらず描写力は素晴らしいです。 あらすじと感想を描きます。

純文学

■ 【書評】『ドリーマーズ』(柴崎友香)_現実と夢想の境界が曖昧になる短編集

「現実」と「夢」がない交ぜになる世界を描いた連作短編集。「ハイポジション」、「クラップ・ユア・ハンズ!」、「夢見がち」、「束の間」、「寝ても覚めても」、「ドリーマーズ」の6編から成っています。

純文学

その街の今は/柴崎友香_大阪の街と現代の若者

28歳の歌ちゃんは、勤めていた会社が倒産して、カフェでバイトをしている。ある日、合コンの帰り道に、年下の良太郎に出会う。二人はぎこちないながらも、次第に距離を縮め、大阪の古い写真を一緒に見たりするようになる。変化していく大阪の街と現代の若者を描く、心あたたまる物語。

純文学

ショートカット/柴崎友香_距離・時間・空間を拡張する試み

「恋愛」における「距離」という概念を巧みな表現力で拡張した連作小説集。「ショートカット」、「やさしさ」、「パーティー」、「ポラロイド」という4編から成り立っています。”なかちゃん”という男性が唯一、どの作品にも登場しています。

純文学

ビリジアン/柴崎友香_「かっこいい」ってなんだろう?

主人公は山田解(かい)です。『ビリジアン』は連作短編(20編)。 物語は、解の10歳から19歳の記憶を断片的に行ったり来たりする形で綴られています。 舞台は大阪、京都。 特にこれといったストーリーは存在せず、日常の些細な出来事に関する記憶を描写しています。 それぞれのエピソードの中に、描かれている年代や解のプロフィールに関するヒントが散りばめられており、読者はそれらを結び合わせることで、一つの文脈が浮き上がってきます。

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